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授業のスタートでつまずかないために
日本語教員養成課程における教育実習の授業を書籍化。「教え方がわからない」「教案の作り方がわからない」「文型の問題点が理解できない」などの実習現場でよく起こるつまずきを解決し、文型を理解し綿密な文型分析を行えるレベルまで理解を引き上げて、実際に導入できるように導く。
前半は学校文法と教育文法の違いを中心に解説、後半は初級定番テキストから12個の文型を取り上げて、サンプル画像とともに具体的な教授法を解説する。
<監修者紹介>
町田 健(まちだ けん)
名古屋大学名誉教授、久留米大学附設中学校・高等学校校長。専門は言語学。1957年、福岡県生まれ。1979年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学、成城大学、北海道大学助教授などを経て現職。著書に『日本語文法総解説』『フランス語文法総解説』『日本語のしくみがわかる本』『ソシュールのすべて』(研究社)、『言語構造基礎論』(勁草書房)ほか、翻訳書に『新訳・ソシュール一般言語学講義』(研究社)、『イェルムスレウ――ソシュールの最大の後継者』(大修館書店)ほかがある。
<著者紹介>
鈴木 基伸(すずき もとのぶ)
大手前大学国際日本学部准教授。2011年、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(言語学)。専門は日本語学、日本語教育学。
梅野 由香里(うめの ゆかり)
大手前大学、関西学院大学、大阪大学非常勤講師。2007年、富山大学にて修士号取得。2011年、名古屋大学大学院博士後期課程修了。専門は日本語学、日本語教育学。