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「教科書日本語」から「リアルな日本語」へステップアップ!
4コママンガのキャラクターになりきって会話練習。状況に合った、自分らしく生き生きとした日本語を使えるようになる!
日本語学習者は教科書通りの「正しい日本語」が理解できていても、実際の場面で相手の言いたいことが理解できているのか、自分の言いたいことが伝わっているのか、自然な日本語になっているのか、モヤモヤしてしまうことが多いようです。
本書は7人のキャラクターのリアルなやりとりから学ぶことで、「相手の言葉の行間が読める」「自分の感情を自分らしく伝えられる」「相手に伝わりやすいように伝えられる」「場面や役割によって見せたい自分を見せられる」ことを目指します。
4コママンガの登場人物はシェアハウスに住む国籍も性格もバラバラな5人とそのオーナー夫妻です。物語は、ベトナム人のグェンがシェアハウスにやってくるところから始まります。出会い―衝突―理解の3つのパートからなっていて、ときに笑い、泣き、ときに衝突しながらもお互いを理解していきます。
1課ごと見開きで完結しており、左ページには4コママンガが2つ入っています。そして右ページではキャラクターがどんな意図でセリフを言ったのか、どんな気持ちで言ったのか考えたり、自分の考えと比べたりします。例えば、「今、何時?」という言葉でも、いつ、だれが、だれに対して、どのような状況で言ったかで、本当に時間を聞いているとも受け取れるし、「早く寝て」などというメッセ―ジとも受け取れます。
それぞれのキャラクターの違いや人間関係、表情などから言葉の中、外に含まれるメッセージを読み取り、型通りの理解ではなく、リアルなやりとりの中での日本語表現を理解できるようになっています。
会話授業で使用するほかに、いわゆる文型中心の授業の中にサプリメント的に入れることもおすすめです。授業が大変盛り上がること間違いなしです。音声付き、英語・中国語・ベトナム語訳付きです。