【出版社PR】
日本人向けに書かれた「生の」文章を軸に、読解、語彙・表現練習、ディスカッション、考察、表現活動などを通して、日本語の分析力と運用力を養う。
漢字、敬語、カタカナ語など「日本語」をテーマとした読み物で楽しく学べる。
■「本書のねらい」より
本書は、中上級レベルの学習者が日本語について学びながら、日本語力を向上させることを目的としています。日本の言語学者が一般向けに分かりやすく論じた「生の」文章を軸として、学習者が日本語をめぐる数々の問題について考え、ディスカッションし、発信する中で、言語文化に対する意識を高めることがねらいです。
(中略)
ある程度日本語の知識のある学習者が、それまでばらばらに覚えてきたことをまとめ、新たな問題意識をもって日本語に取り組める機会を提供します。同時に、読解、語彙・表現練習、ディスカッション、考察、表現活動と、段階的に学習を発展させることで、言語知識と運用力をバランスよく伸ばします。このような分析力と言語力を養うことで、自分で学習課題を立て、様々な学習ツールを使いながらも自力で日本語力を伸ばしていけるような自律した学習者を育てることをめざします。