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外国にルーツを持ち、日本語を第二言語とする子どもたちの「言語」の課題に正面から向き合い、考えるための9章を収録。
小学校での実践、日本語力の評価、日本語教材、継承語の育成など、それぞれ第一線の専門家がやさしく解説。
■「はじめに」より
本書は、日本語教育を学ぶ学生や教員免許取得を目指す学生にとって、「子どもの日本語教育」について知るための初めの一歩になればと思って企画しました。また、すでに教職についている学校の教員や、地域社会でJSLの子どもたちを支える支援者にとっても、本書が日頃の指導や支援を見直すきっかけとなればと考えています。