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「言いたいことが、自然な発音で話せた」という学習者の達成感と、教室での適切な指導のための発音教材です。
初級後期から上級まで、学習者のレベルやニーズに応じて使うことができます。発音指導は「重箱の隅をつつくような」細かい単音レベルの練習をイメージされがちですが、本書は単音レベルからアクセント、イントネーションなどの韻律特徴に至るまで、日本語のコミュニケーションに不可欠な音声表現の練習ができます。また、ロールプレイやタスクによる活動を取り入れて、学習者が能動的に練習に関わることにより、自己モニター能力が育成されます。
2部構成になっており、第1部は日本語の発音、第2部は中国語母語話者、韓国語母語話者、英語母語者対象の「母語別発音レッスン」となっています。巻末の単語リストには日本語能力試験2級以上の単語に、中国語、韓国語、英語の訳がつき、五十音順に配列されています。
挟み込み別冊の教師用指導書には各課で取り上げる音声項目についての解説と具体的な指導法があり、教室での発音指導の助けとなっています。